こんにちは、Markです。今回は、日本のお笑いタレントである「とにかく明るい安村」さんについてご紹介します。彼は、2023年にイギリスのオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」に出場し、決勝まで進みました。そのパフォーマンスは、観客や審査員から大絶賛を受け、ロックバンド・QUEENの公式Twitterも彼を紹介しました。
「とにかく明るい安村」さんは、1982年生まれの41歳。北海道旭川市出身で、高校時代は野球部に所属し、甲子園にも出場しました。2000年からお笑いコンビ「アームストロング」を結成し、2014年に解散するまで活動しました。その後はピン芸人として、「安心してください、はいてますよ」という決め台詞とともに、全裸に見えるようなポーズをとる裸芸で人気を博しました。2015年には、「R-1ぐらんぷり」の決勝進出や、「流行語大賞」のトップ10入りなどの実績を残しました。
彼は2023年に、「ブリテンズ・ゴット・タレント」というイギリスの人気オーディション番組に出場しました。この番組は、歌手やダンサーなど様々な才能を持つ人々が審査員や視聴者の投票で競い合うもので、過去にはポール・ポッツやスーザン・ボイルなどの世界的なスターが誕生しました。安村さんは、「TONIKAKU」という参加名で登場し、司会からは「トニー」と呼ばれました。
安村さんは、予選では水着一枚で登場し、「Don’t worry, I’m wearing」と言って股間を隠す定番ネタを披露しました。このネタは審査員や観客から大ウケし、準決勝進出を決めました。準決勝では、英国の文化にちなんだネタを次々と繰り出しました。アフタヌーンティーや近衛兵、クリケットなどを題材にしたポーズで会場を沸かせました。最後には、ビートルズの「アビイ・ロード」のジャケット写真やF1レーサーのピットインを模したポーズで締めくくりました。
安村さんは準決勝で3位となり、惜しくも決勝進出を逃しましたが、審査員の印象に残ったり、視聴者から高い人気を博した1組が繰り上がることができる「ワイルドカード」枠で奇跡の復活を果たしました。決勝では、スーパーヒーローに扮して、スパイダーマンやスーパーマンなどのポーズを見せました。最後には、QUEENのボーカル、フレディ・マーキュリーに扮し、「Don’t Worry I’m wearing」と言って大量のダンサーとともに踊りました。このパフォーマンスは、QUEENの公式Twitterにも取り上げられました。
安村さんは決勝で優勝は逃しましたが、日本人初の快挙となるファイナリストになることができました。彼は自身のインスタグラムで、「ブリテンズゴットタレント決勝終わりました!優勝は出来ませんでしたが、最高でした!応援してくれた皆さんありがとうございました!」と感謝のメッセージを投稿しました。
安村さんは、英国でのパフォーマンスで多くの人々を笑わせ、感動させました。彼は「とにかく明るい」だけでなく、「とにかくすごい」芸人だと言えるでしょう。彼の今後の活躍にも期待したいですね。