2023年4月から日本テレビで放送中のドラマ『だが、情熱はある』は、お笑い芸人のオードリー・若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の半生を描いた青春物語です。主演はKing & Princeの髙橋海人とSixTONESの森本慎太郎が務めています。

このドラマは、若林と山里がそれぞれの相方と出会い、苦楽を共にしながら芸人として成長していく姿や、二人が友情を育んでいく過程をリアルに再現しています。ドラマの中には、実際に起きたエピソードやネタがたくさん登場するので、ファンなら見逃せません。

また、ドラマでは若林と山里の家族や周囲の人々も重要な役割を果たしています。若林の父親はインチキ医師に騙されて息子に感情を出すと死ぬと言われてしまい、若林を人見知りでネガティブな性格に育ててしまいます。山里の母親は元スケバンで息子をあらゆることで褒めちぎり、山里を妬み嫉みを燃料にする人格に育ててしまいます。これらの家族関係もドラマの見どころの一つです。

さらに、ドラマではテレビプロデューサーの島貴子(薬師丸ひろ子)が若林と山里を引き合わせるきっかけを作ります。島は二人が似ていることに気づき、深夜バラエティ『たりないふたり』を企画します。この番組は実際に放送されたもので、若林と山里が自分たちの過去や現在を赤裸々に語り合う内容でした。ドラマではこの番組の制作過程や裏話も描かれます。

『だが、情熱はある』は、お笑い芸人として成功するまでに多くの困難や挫折を乗り越えた若林と山里の物語です。笑いあり涙ありの感動作でありながら、実話に基づいたリアリティもあります。ドラマを見れば、二人の魅力や友情がより深く分かるでしょう。

この記事では、『だが、情熱はある』の見どころと実話の裏側を徹底解説しました。以下では、ドラマのあらすじや登場人物の紹介、これまでの話の展開などを詳しくご紹介します。

ドラマ『だが、情熱はある』のあらすじ

ドラマ『だが、情熱はある』は、2000年から2021年までの21年間を描いています。主人公の若林と山里は、それぞれの相方と出会い、お笑い芸人としての道を歩み始めます。しかし、二人は売れない日々に苦しみ、自分の才能や存在意義に悩みます。そんな中、テレビプロデューサーの島貴子に見出され、深夜バラエティ『たりないふたり』に出演することになります。この番組で、若林と山里は自分たちの過去や現在を赤裸々に語り合い、お互いの共通点や相違点を知ります。二人は次第に友情を育んでいきますが、それぞれの相方や家族との関係や、芸人としての将来にも葛藤が生じます。果たして、若林と山里はどうなるのでしょうか?

ドラマ『だが、情熱はある』の登場人物

ドラマ『だが、情熱はある』には、若林と山里を取り巻く多くの登場人物がいます。ここでは、主要な登場人物を紹介します。

  • 若林正恭(髙橋海人):オードリーのツッコミ担当。極度に人見知りな超ネガティブ男。中学から同級生の春日俊彰とコンビ『ナイスミドル』を組むが、全く売れない状況に苦しみます。テレビプロデューサーの島貴子に見出されて『たりないふたり』に出演することになりますが、相方の春日よりも目立たないことに不安を感じます。
  • 山里亮太(森本慎太郎):南海キャンディーズのツッコミ担当。被害妄想と嫉妬に狂う男。大学卒業後、和男とコンビ『足軽エンペラー』を組みますが、同期のヘッドリミットや相方のしずちゃんに比べて目立たないことに悔しさを感じます。島貴子から『たりないふたり』への出演を打診されますが、若林とは反りが合わないようです。
  • 春日俊彰(戸塚純貴):オードリーのボケ担当。若林とは中学から同級生で、彼と同じくアメフト部所属。高校卒業後、若林の誘いを受けて『ナイスミドル』を結成します。大学卒業後は就職を考えていましたが、若林との勝負に負けたことからコンビを継続します。全く売れない状況に苦しみますが、楽天的な性格です。
  • 山崎静代(富田望生):南海キャンディーズのボケ担当。女性コンビ『西中サーキット』解散後、山里から熱烈なアピールを受けます。当初は山里から告白されると勘違いし彼を避けていましたが、山里考案のネタを見せられコンビ結成を打診されると、ネタの面白さに惹かれて承諾します。山里のことは相方として尊敬していますが、恋愛対象ではありません。
  • 島貴子(薬師丸ひろ子):テレビプロデューサー。若林と山里の才能に目をつけて『たりないふたり』を企画します。二人に厳しくも優しく接し、彼らの友情や芸人魂を引き出します。
  • 高山(坂井真紀):山里のマネージャー。山里の才能や人柄を理解しており、彼の良き理解者です。山里には自分に向いている仕事をやればいいとアドバイスします。
  • 加藤(宮下雄也):若林のマネージャー。若林の才能や人柄を理解しており、彼の良き理解者です。若林には自分らしくやればいいとアドバイスします。
  • 徳義(光石研):若林の父親。インチキ医師に騙されて息子に感情を出すと死ぬと言われてしまい、若林を人見知りでネガティブな性格に育ててしまいます。芸人になった若林には反対しており、常に嫌味や文句を言います。
  • 瞳美(ヒコロヒー):山里の母親。元スケバンで息子をあらゆることで褒めちぎり、山里を妬み嫉みを燃料にする人格に育ててしまいます。芸人になった山里には応援しており、常に自慢や励ましを言います。

まとめ

  • 『だが、情熱はある』は、オードリーの若林正恭と南海キャンディーズの山里亮太の半生を描いたドラマである。
  • ドラマは、若林と山里がそれぞれの相方と出会い、苦楽を共にしながら芸人として成長していく姿や、二人が友情を育んでいく過程をリアルに再現している。
  • ドラマには、実際に起きたエピソードやネタがたくさん登場するほか、若林と山里の家族や周囲の人々も重要な役割を果たしている。
  • 主演は、King & Princeの髙橋海人とSixTONESの森本慎太郎が務めており、若林と山里のキャラクターに共通性や雰囲気を感じさせる演技を見せている。